メキシコ人は新年の運気UPのために大晦日に赤い下着をはいて寝る!?
世界各国で年の越し方は異なりますね。日本の年越しやお正月はとても伝統的で、海外の文化を知れば知るほど、それがとても特別な祝い方だと改めて感じます。では、メキシコではどのように年末年始を祝うのかをご紹介しましょう。
メキシコ:大晦日の過ごし方
家族と朝方までパーティー
メキシコ人は、クリスマスは家族のための日と考えていますが、大晦日は友人達と過ごす人も多くいます。家族と年を越す場合は、クリスマスのように豪勢な料理を作って、シャンパンやワインなどのアルコールとともにパーティーをします。
メキシコで大晦日の伝統的な料理は、先日「メキシコのクリスマス記事」でご紹介したタラ料理の「バカラオ」です。その他、家族によってはトウモロコシの粉で作られるタマレスという蒸し料理を食べたりと、家庭によって異なります。
パーティー好きのメキシコ人は、年が明けても朝方まで家族と音楽を聞いたり踊ったりして特別な日を楽しみます。メキシコ人は本当に陽気な国民ですね!
若い人はバーやクラブでカウントダウン
若い人は年越しを家族と過ごしてから、ナイトクラブに友人達や恋人と向かうというパターンが多いです。日本も同じかと思いますが、ナイトクラブやバーでは年越しの特別イベントを開催している場所が多いので、雰囲気を味わいたい人にはいいですね。
観光客はどのように楽しめるか?
観光客の年越しオプション
- レストランで大晦日の特別ディナーを頂く
- ホテルで年越しイベントに参加する
- ダウンタウンの年越しイベントに参加する
メキシコでは、大晦日に年越し特別メニューを提供しているレストランがとても多いです。食事以外でも、マリアッチや他のバンドが演奏したりと、何らかの企画があるのが普通です。
また、観光地のホテルも大晦日には特別ディナーや花火を打ち上げることが多いので、混雑している場所を避けたい場合は、ホテルで年越しもいいですね。
やっぱりパーティーの雰囲気を味わいたいという方は、ダウンタウンに出かけてみましょう。花火を打ち上げたり、踊ったりと必ずイベントはあるはずです。
メキシコ:大晦日のちょっとした習慣
12時の鐘が鳴るたびに1粒ずつ合計12粒のぶどうを食べる
メキシコでは年越しの習慣がいくつかあります。その中でも、12粒にぶどうを食べる習慣はよく知られています。
12時の鐘が鳴るたびに、ぶどうを一粒ずつ食べて、そのたびに新年の願い事を心の中で言います。実際、鐘が鳴るたびにぶどうを食べて、それを12回も繰り返すのはとても大変なことです!
新年に恋愛運UPしたい人がすることは?
12粒のぶどう以外にも、メキシコ人がしている迷信のような習慣がいくつかあります。一つ目は、来る年の恋愛運をUPさせたい人は、31日の夜に赤い下着をはいて寝るという習慣です。
実際にどれだけのメキシコ人が実行しているかわかりませんが、これは誰もが知っているちょっとした習慣で、実際に著者もやるように言われたことがあります。(実際にはしませんでしたが)
新年に金運UPしたい人がすることは?
二つ目は、来る年に金運UPさせたい人がすることです。恋愛アップを願うためにはく赤い下着ではなく、黄色い下着をはいて寝れば、金運がUPするよというものです。
こちら、どちらとも単なる迷信にすぎないのですが、本当に実行したらそれはそれで面白いかもしれませんね。
メキシコ:元旦の過ごし方
メキシコでは、元旦は国民の休日ですので、銀行を含めてほぼ全てのビジネスがお休みとなります。メキシコ人が仕事に戻るのは、普通1月3日~5日の間です。
日本のようなお正月の雰囲気は全くなく、日本人のようにしみじみと「新年が来たね、今年も頑張ろう」と語り合うことも少ない気がします。メキシコ人にとって年末年始は、ワイワイと騒げる一つの機会に過ぎません。(笑)
★こちらの投稿が今年最後の投稿になります。まだブログを始めたばかりですが、毎回記事を読んでくださる方、どうもありがとうございます。
今後はビデオなどを投稿したり、自分のことも少し話したりできればいいなと思っています。
それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
Inna