サンダルの形をしているB級メキシカン「ワラチェ」
メキシコにもB級料理がワンサカあります。私の言うB級料理は屋台で売られているという意味でなく、レストランでも食べられるけど安くて庶民的な味がするという意味です。
メキシコ料理の庶民的な味。これが本当に美味しいのです。
メキシコB級料理の代表ワラチェ(Huarache)その意味は?
今回ご紹介するメキシコ料理は、ワラチェといいます。ワラチェはスペイン語でサンダルのこと。料理の形がサンダル型をしているので、その名前がつけられました。
ワラチェはメキシコ全土で食べられますが、特にワラチェが人気で、美味しいのがメキシコシティーです。
私が住むカリブ海地方でも、ワラチェが食べられるレストランはいくつもありますが、その中でも最も美味しいワラチェが食べられるのは、きまってメキシコシティー出身のオーナーが営んでいるレストランです。
メキシコシティ―には本当に、本当に美味しい食べ物が集まっています。それを理由にメキシコシティ―に住みたいと思ってしまうくらいです。
しかし、カリブ海地方でもメキシコシティ―出身のオーナーの経営するレストランはとても多くあり、本場のメキシコ料理を味わえるのでいいとしましょう。
ワラチェはどんな料理なのか?
ワラチェは、トウモロコシの粉で作られたサンダル型の生地の上にお肉やチーズなどの具がのった料理です。
生地はタコスのトルティーヤよりも厚く多少しっとりとしていて、先日ご紹介したサルブテスよりも、さっぱりしています。
生地の上には、つぶされてクリーミーになった豆をがぬられます。また、フレッシュチーズは具の下や上に必ずのり、ワラチェの味の決め手になります。
上にのる具は、鶏肉や牛肉、チョリソーとポテト、そしてベジタリアンの方にはマッシュルームやチーズなど、種類が多いのが嬉しいです。メキシコ人は食べる時にホットソースを上からかけて食べます。
ワラチェはボリュームあり!女性は食べきれないかも?
サンダル型のワラチェは大きいです。特にお肉のワラチェは結構ボリュームがあるので、女性は食べきらない人もいるかもしれません。
逆に男性は一つで満足すると思いますよ。ワラチェの値段は場所やレストランによって異なりますが、普通は50ペソ~100ペソくらい。(日本円で約300円から600円)。
B級グルメ好きは、メキシコに来たらぜひワラチェを食べてみてくださいね!