メキシコのスーパ―は楽しいけれどちょっと日本とは勝手が違う?!
海外に住んでいると、日本のサービスの良さを改めて実感するものです。お客様を待たせてはいけないという日本のサービス精神は凄いです。
今回は、メキシコのスーパーについてお話します。メキシコのスーパーは日本とは勝手が違うことが多く改善点なども多々あるからです。
メキシコに展開する4つの大手スーパー
メキシコには全国展開する大手のスーパーは4つあります。それらは:
・CHEDURAUI
・Walmart
・soriana
・MEGA(Comercial Mexicana )
Walmartはご存知の人もいると思いますが、アメリカの大手チェーンです。メキシコにもずっと昔からある、国民に親しまれているスーパーです。
これらの大型スーパーは電化製品から家具、薬局まで何でもそろっています。それぞれに値段の差はありますが、どのスーパーにも言える共通点の方が多いので見て行きましょう。
ス―パ―入り口には警備員がいる
メキシコの大手スーパー入り口には必ず警備員がいます。飲み物を持ってスーパーに入りたい時は、警備員に日付の入ったシールを貼ってもらうのが決まりです。
また、普通他店の買い物バックなどを持っては入ることができず、スーパー入り口横にある荷物置き場カウンターに、荷物を預けないといけません。
これは、口の開いたバックに品物を入れられることを防ぐためです。洋服店などでも荷物置き場カウンターがある場合があるので、注意が必要です。
レジ数が必要以上にありキャッシャーが少ない
大手スーパーのレジは、普通20台くらいずらりと並んでいます。しかし、数多くあるレジにキャッシャーがいるのは、そのうちのたったの7台くらいです。
特にWalmartはレジのサービスがとても悪く、忙しい時間帯なのに数台しか開いていない時もあり、一度30分もレジで待たされたことがあります!
どのスーパーもコスト削減で従業員が十分にいないので、サービスに影響しているのです。
メキシコで、レジに並んで待たされるのは毎回のことなので、もう慣れてしまいましたが、時々日本の「待たせたら申し訳ない」精神がとても懐かしくなります。
コンベアベルトの終点にはバック係の人がいる
メキシコのスーパーで、レジに行くとキャッシャーの前にコンベアベルトがあります。購入したい商品は、自分でそのベルトに乗せて買い物します。
ベルトの終点には、高校生のアルバイトの子やら年配の人がいて、品物を買い物袋にいれてくれます。
キャッシャーに支払いをしたら、バック係にチップを渡して買い物終了です。チップは普通10ペソくらいでいいでしょう。買い物の量が多ければ、その分チップも多めに渡すのがマナーです。
このように、メキシコのスーパーでは待たされることが多いので、イライラすることもよくあります。また、商品の値段もきちんとレジでチャックしていないと、値札とは違う値段をうたれる場合があるので要注意!
もちろん、日本のサービスが完璧ではありません。しかし、日本に少しでも見習ってほしいなと思うところは 見えてきてしまうものです。