メキシコの冬：風邪対策は何をしているの？
メキシコの気温は東京ぐらい下がる
メキシコは一年中暑いと思っている方もいませんか？メキシコはいつも暑い国というイメージが確かにありますね。
しかし、メキシコにも冬は訪れます。特に首都であるメキシコシティーを含む中央メキシコや北部は11月頃から寒くなり、冬の最低気温は東京と同じくらいに下がります。
日本と違うのは、メキシコの冬は朝夜は気温が下がるものの、日中は気温は上がることです。そのため、半袖にジャケットやコートを持って出かけるのが普通です。
カンクンを含むカリブ海周辺も、低気圧が来れば夜にはカーデガンやジャケットが必要になるくらい寒くなることもあります。しかし、この時期に訪れる外国人観光客にとってはまさに南国！
12月でも1月でもホテルのプールで泳いだり海で泳いだりと、カリブ海のリゾートを満喫しています。地元のメキシコ人が寒くてジャケットを着ている日に、観光客が半袖とショーツで歩いているのを見るのは、ちょっと面白いです。
メキシコの家は冬でも暖房がないのが普通
メキシコでも都市により冬はとても気温が下がるものの、メキシコ家庭には暖房器具がないことが非常に多いです。
経済的な理由であったり、冬は短いので必要がないと思ったりと理由は様々ですが、多くの人は家の中でもセーターやコートを着込んで、2月下旬頃に温かさが戻るのを待ちます。
メキシコ人が冬に風邪対策でしていること
- フレッシュオレンジジュースを毎日飲む
- 風邪をひく前にビタミンをとる
- 生姜湯で体を温める
冬は風邪をひきやすい時期ですが、メキシコ人はオレンジを沢山食べて風邪対策をします。基本的にメキシコ人はいつでもフルーツを沢山食べる国民です。しかし、オレンジは冬が時期でもあるため、冬にはとても美味しくて安いオレンジが簡単に手に入りやすいです。
オレンジを絞ってフレッシュオレンジジュースを作ったり、グレープフルーツを絞って飲んだり、とにかくフルーツからビタミンをとって、風邪をひかないように気をつけます。日本でも冬にはみかんがとても美味しいし、お正月にはどこの家庭でも食べますね。
また、メキシコだけでなくアメリカでも風邪やインフルエンザ対策として飲まれている抗体を強くする「アデロヒル」と呼ばれるビタミンA・C・Dをとる人もよくいます。甘くて飲みやすく、オレンジジュースに混ぜて飲むのが一般的です。
皆さん、この時期はとても寒くなりますが、どうぞ風邪などひかず元気にお過ごしください。
