ハイシーズン真っ只中のカンクンのホテル従業員がストライキへ！？

リビエラ・マヤニュース

メキシコのカリブ海リゾート、日本人にも人気のカンクンは今まさにハイシーズンの真っ只中です。どこのホテルも空室なしの状態ですが、カンクンのあるホテルのスキャンダルが昨日明るみになってしまいました。

シーダストは、カンクンのビーチ沿いのホテルゾーンと呼ばれるエリアに位置する5スターホテルです。全室スイートでレストラン数も11ととても多く、地元には評判のホテルです。

メキシコでは、給料の一部を会社が貯金として預かっておき、数か月に一度休暇を取得したあとで仕事復帰する際に、その貯金が払われる制度があります。

メキシコのニュースによると、シーダストでは2018年500人もの従業員に彼らの貯金と12月に払われるはずだったボーナスが一切払われなかったということです。

その理由はホテルオーナーがホテルの人事部長に、日本円で総額約2000万円を払ったからだと言われていますが、そのお金が従業員の貯金とボーナスにあてられるものだったのかはわかっていません。

ニュースによると、もし1月6日までに支払いが行われないと、1月7日から1月12日まで従業員はストライキに入り出勤をボイコットする予定だということです。

受付からレストラン、プール、ハウスキーキングなど、あらゆるサービスがないホテルなど機能しません。7日までにはおそらく従業員の貯金やボーナスが払われると思いますが、もしストライキに入ったとしたら。。

観光業で働く家族がいる著者は、シーダスト従業員の気持ちはよくわかります。しかし、全く関係のない観光客を巻き添えにするのは、どうかなと思います。

カンクンへの旅行を楽しみにしているシーダストに宿泊予定の観光客のためにも、どうか支払いが7日までに済むことを願うばかりです。

旅歩き食べ歩き