メキシコ原産の甘みのある野菜「ヒカマ」
メキシコにはとても美味しい野菜や果物が沢山あります。今回は、メキシコ原産で見た目は大きいカブですが、マメ科に属する「ヒカマ」という野菜をご紹介します。
メキシコ人がサラダとしてよく食べるヒカマ(Jicama)とは?
ヒカマはアメリカ人に「メキシコのかぶ」や「yam bean」(日本語で葛芋)と呼ばれているメキシコ原産で、ビタミンA・ビタミンCが豊富でカロリーも少なくてダイエット中の人にも嬉しい野菜です。
スペイン人の到来後にフィリピンに紹介されたため、現在ではフィリピンを含むアジア諸国でもよく食べられています。アジア圏に行ったことのある人は、見たことや食べたことがあるかもしれません。
ヒカマの美味しい食べ方
メキシコ人は、サラダとして生でヒカマを食べます。まずは、ヒカマの硬くて厚い皮をむきます。皮をむいたら細長くスライスしていきます。
何をかけずにそのまま食べても美味しいのですが、スライスしたヒカマにライムを絞ってチリパウダーをかけてから食べるのが、メキシコ流です。(ヒカマに使うチリパウダーはあまり辛いチリではありません。)
ヒカマは水気のある野菜で、リンゴや梨くらい水分があります。また食感も梨に似ていてシャキシャキしています。そして味はというと、実はほんのり甘いのです!
梨を薄くしたような味がして、とても美味しいです。ライムと塩をかけて食べても美味しいし、チリをかけるともっと美味しくなります。甘さと辛さの相性はやっぱりいいですね。
ちなみに、メキシコではヒカマだけでなくマンゴやメロン、スイカなどにもライムとチリをかけて食べる習慣があります。
ヒカマはどこで買える?
メキシコに遊びに来て、ぜひヒカマを食べてみたいという方は道にいるベンダーをよくチェックしてみましょう。メキシコでは屋台でよくヒカマを売っています。
また、キッチン付きの宿に泊まる方なら、スーパーでヒカマを買ってきて自分でサラダを作って食べてみるという方法もありますね!